しいのみ学園は、児童福祉法等の改正に伴い、平成24年4月1日より、従来の知的障害児通園施設から児童発達支援センターとして、新たな出発をいたしました。

現在、しいのみ学園には、知的障がいのこどもたち、発達障がいの子どもたちが通園してきております。

これまで蓄積してきた保育内容・方法は勿論のこと、特に人間関係の形成に関する支援･指導を更に充実させ、子どもたちの成長・発達の基礎となる力を培っていく必要があると思います。

また、髙井園長を中心として、しいのみ精神を基盤に置きながら、取り組みがなされることを期待しています。

児童発達支援センター「しいのみ学園」には、就学前の３歳〜６歳の子ども達が毎日通園バスで元気に通ってきています。

ところで、昔の腕時計をご存じですか？竜頭（リュウズ）を指先で巻いて動力を生み出すものでとても丈夫で確実な方式でした。

しいのみ学園でも、子どもの心の中に潜んでいるエネルギーを信じ、今まさに生まれようとしているエネルギーをさらに大きなものにできるよう、子ども達の竜頭をていねいにていねいにキュルキュルと巻いていきます。

子どもたちのゼンマイの何と柔らかでしなやかなことでしょう。子ども達は、自分の「やったぁ！できた！」だけでなく、みんなと一緒にその素晴らしさを実感していきます。

やっぱり子どもって、すごい！！

放課後等デイサービス「しいのみクラブ」では、学園での独自の指導法を継承し、一人ひとりにしっかりと寄り添い、子どもたちの持つ素敵な芽を伸ばしていきます。

子ども達一人ひとりに即した支援目標のもとに、運動や学習、地域社会との交流、発表会などの活動を設定しています。

その子なりの努力を積み重ね、「がんばった！」「達成できた！」という喜びを味わい、自分を認め、さらに自信を深めていく『生きる力』を育てていきたいと思います。

子ども達の今と未来がきらきらと輝く充実したものになるよう、クラブスタッフ一丸となって、心ある支援に努めて参ります。